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多様性の時代を生きる(2024年4月号)

豊かな桜文化を次世代につなぐ

桜は自他共に認める「日本らしい」ものの1つですが、日本で多様な桜文化が花開いたのは江戸時代と言われています。

エドヒガンなど9種類の野生種の他に、里桜と呼ばれる園芸種は200種類を超え、まさに百花繚乱です。

そんな多様な桜文化ですが明治の開国以後、危機的状況がずっと続いています。原因は「とりあえず増やす」ことに適したクローン桜・ソメイヨシノの席巻です。

日本らしさを見つめ直すとき

国内外の桜守の不断の努力で命をつないだ多様な里桜たちは今、多様性の世紀の追い風を受け、少しずつですが息を吹き返しているようです。

自然の一部である私たち人間もまた、「ただの自分勝手」なのか「多様なものを受け容れる度量」なのか見極める目を養いながら、度量の大きな存在としてすくすくと成長していきたいものです。

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