持ってきた本を、減らさなくていいということ
Mother TREEの05号室には、壁に造りつけた棚があります。既製品ではなく、職人さんに一から作っていただいたものです。
以前この部屋で暮らした方は、本がとても多い方でした。こんなに載せて大丈夫かなと思うくらい詰め込んでも、危ないことは一度もなかった。ご退去のときに、そう伺いました。
身軽に越してくるのもいいし、どうしても手放せないものを連れてくるのもいい。どちらも選べるのが、いいなと思うのです。
減らさずに済んだ、ひとつ
引っ越しのたびに、何かを減らすことに慣れてしまう。けれど、減らさずに済むものが一つでもあると、その部屋は少しだけ自分の場所になります。
一から作っていただいた棚は、何年もあとに、誰かの本の重さを黙って受け止めていました。造りつけにしてよかったと思ったのは、そのお話を伺ったときです。
こうした暮らしの様子は、入居者さんの声でも綴られています。よければ、のぞいてみてください。

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